【2026年9月最新】SNSユーザー数ランキング日本版|年齢層・男女比・利用時間まで徹底比較

「この商材なら、どのSNSでやるべきか」。SNSマーケティングの議論は、最終的にこの問いに行き着きます。その判断材料になるのが、各SNSのユーザー数・年齢層・男女比・利用時間の基礎データです。

本記事では、各プラットフォームの公式発表と総務省の調査をもとに、日本国内の主要6SNS(LINE・YouTube・X・Instagram・TikTok・Facebook)を横並びで比較します。社内資料や提案書にそのまま使える形に整理したので、ブックマークしてご活用ください。数値は2026年9月時点で確認した公開情報です。

まずは早見表:6大SNSの国内データ比較

SNS国内MAU(公式発表)全年代利用率男女傾向中心となる年齢層
LINE1億人(2026年2月)92.9%女性やや多全年代(10〜60代で9割超)
YouTube7,370万人(2024年5月)81.5%男性やや多全年代(20〜30代は97%前後)
X(旧Twitter)6,800万人(2025年5月)44.7%ほぼ均等20〜40代(20代は78.0%)
Instagram6,600万(2023年11月)54.8%女性多10〜30代中心に50代まで
TikTok4,950万人(2026年5月末)36.7%女性やや多10〜20代中心、30代以上へ拡大中
Facebook2,600万人(2019年以降更新なし)27.0%男性やや多30〜50代

(MAU出典:各社公式発表・決算資料等。ガイアックス「性別・年齢別SNSユーザー数」コムニコ「日本国内・国外人気SNSユーザー数ランキング」の整理に基づく。利用率出典:総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」)

MAUランキングを見るときの3つの注意点

注意点1:「公称値の鮮度」がバラバラ

上の表をよく見ると、発表時期に大きな差があります。LINEの1億人は2026年の最新値ですが、Instagramの6,600万は2023年、Facebookの2,600万に至っては2019年から一度も更新されていません。公称MAUをそのまま並べて「Instagram>TikTok」と判断するのは危険で、実際の勢いは利用率調査(後述)とあわせて見る必要があります。

注意点2:MAUと「アクティブさ」は別物

Xは国内MAU6,800万人に対して、デイリーで使う人が4,000万人と公表されています。登録者の半分以上が毎日開くSNSは他になく、日本のXは世界的に見ても特異的にアクティブな市場です(日本は米国に次ぐ世界第2位のユーザー数)。一方、MAUが大きくても月1回しか開かれないなら、広告接触の機会は限られます。

注意点3:伸びているのはTikTok

TikTokの国内MAUは2022年の2,120万人から2025年11月に4,200万人、2026年5月末には4,950万人と、約3年で2倍以上のペースで伸びています(出典:日本経済新聞ほか)。公称値の順位は「現時点のストック」、成長率は「これからのフロー」。数年先を見た媒体選定では後者が効きます。

年代別利用率:どの世代に届くSNSか

総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」から、年代別の傾向を整理します。

  • LINE:10〜60代のすべてで利用率90%超。もはやSNSというより通信インフラで、「全世代に確実に届く」唯一の媒体です。
  • YouTube:全年代81.5%。20代97.2%・30代97.9%とほぼ全員が利用し、50〜60代の利用も拡大中。長尺・短尺両方の受け皿があります。
  • X:20代78.0%をピークに、20〜40代が中心。リアルタイム性が強く、話題化・拡散の起点になりやすい媒体です。
  • Instagram:10〜20代で70%超。30〜40代の利用も厚く、60代でも約35%と「若者だけのSNS」からは脱却しています。
  • TikTok:10代65.7%・20代58.7%と若年層が中心ですが、全年代利用率は36.7%まで上昇。TikTok Shop購入者の約半数は35歳以上というデータもあり、「Z世代のアプリ」という認識はすでに古いです(詳しくはTikTok Shop市場データまとめ)。
  • Facebook:30代39.2%を中心に30〜50代のビジネス層で利用。10〜20代へのリーチはほぼ期待できません。

男女比:媒体ごとの傾向差

同じく総務省調査の男女別利用率です。

SNS男性女性傾向
LINE88.4%93.7%女性やや多
YouTube83.6%78.0%男性やや多
X44.0%42.6%ほぼ均等
Instagram47.6%57.5%女性多(約10pt差)
TikTok31.0%35.3%女性やや多
Facebook29.1%24.4%男性やや多

最も差が大きいのはInstagramで、女性の利用率が男性を約10ポイント上回ります。美容・ファッション・食など女性向け商材でInstagramが第一候補になるのはこのためです。逆にYouTube・Facebookは男性がやや多く、ガジェット・ビジネス・金融系との相性が語られます。ただし、どの媒体も「男女どちらかしかいない」わけではない点は誤解のないように。TikTokの男性利用率31%は、10年前のInstagram男性利用率より高い水準です。

利用時間:可処分時間の奪い合いはショート動画が優勢

総務省調査では、平日のインターネット平均利用時間は約182分と、テレビのリアルタイム視聴(約155分)をすでに上回っています(出典:総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」)。

アプリ単位の利用時間は調査によって幅がありますが、TikTokは国内ユーザーの1日平均利用時間が96分に達するという発表があり(TikTok調べ)、外部の計測調査でも40分超と、SNSの中で突出して「滞在時間が長い」アプリであることは複数のデータで一致しています。1本数十秒の動画を次々に見続けるUI設計が、ユーザーの可処分時間を強力に確保している構図です。

マーケティング視点では、利用時間の長さは「広告・コンテンツの接触機会の多さ」を意味します。リーチの広さ(MAU)だけでなく、1人あたりの滞在時間まで見ると、ショート動画系媒体の優先度は公称MAUの順位以上に高くなります。

結局どのSNSを選ぶべきか:ターゲット別の使い分け

ターゲット・目的第一候補組み合わせ
10〜20代向けの認知獲得TikTokInstagram(リール)で面を広げる
20〜40代女性向けの商材InstagramTikTokで新規、LINEで再訪・CRM
話題化・キャンペーン拡散X拡散をYouTube/記事で受け止める
全世代への告知・販促LINEYouTubeで態度変容を深める
30〜50代ビジネス層YouTubeFacebook/Xで指名獲得
EC・D2Cの売上直結TikTok(Shop)Instagramでブランド蓄積

重要なのは、単一媒体で完結させないことです。ユーザーは「TikTokで知り、Instagramで確かめ、検索して買う」というように媒体をまたいで動きます。認知〜購買のどの段階をどの媒体に担わせるかという設計(フルファネル設計)が、媒体選定の本質です。

まとめ

  • 国内MAUは LINE 1億 > YouTube 7,370万 > X 6,800万 > Instagram 6,600万 > TikTok 4,950万 > Facebook 2,600万。ただし公称値の発表時期はバラバラで、鮮度に注意
  • 成長率ではTikTokが突出(約3年で2倍以上)。利用時間でもショート動画が可処分時間を独占しつつある
  • 年代・男女で得意領域が明確に分かれる。「誰に・何をしてほしいか」から逆算して媒体を組み合わせるのが正解

Realismaでは、こうした媒体データとターゲット分析をもとにした戦略設計から、アカウント運用・ショート動画制作・広告運用までを一気通貫でご支援しています。「自社はどのSNSに注力すべきか」という媒体選定の壁打ちからお気軽にご相談ください。

本記事の出典一覧

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